Category: 無添加と弱酸性

弱酸性洗顔?

弱酸性洗顔?
肌の性質は、弱酸性。
これは揺るぎない事実です。
が、化粧品の性質も肌と同じ弱酸性が良いのかという話になると、揺らぎます。
弱酸性の化粧品を販売する化粧品メーカーがある一方、それを鵜呑みにするのは危険だと警鐘を鳴らしている美容系の記事はインターネット上にゴロゴロあります。
ユーザーにしてみれば、結局のところ弱酸性は良いのか悪いのかと混乱することしきりですよね。
特に、洗顔というスキンケアにおいて、弱酸性良い派と弱酸性悪い派の意見が分かれているように思います。
しかしながら、弱酸性の洗顔料を調べてみるとヒットしている商品をチラホラと見掛けます。
このギャップはいったい…?
弱酸性洗顔の良くない点を知らない人が多いあまりに弱酸性の洗顔料がヒットしているのでしょうか?
いいえ、女性の意見というものはそんなに甘くないはずです。
どんなにヒットしていても、自分に合わなければ使わないはず。
言い換えれば、弱酸性洗顔は自分に合うから使っているという人が結構な割合でいるということです。
問題は、使い心地ではないでしょうか。
肌が荒れる・荒れないも大切な着眼点です。
それだけでなく、使い心地も重視すべきポイントですよね。
弱酸性の洗顔料の洗浄力は、良く言えば優しい、悪く言えば弱いという評価になります。
そして、洗浄力が強くないということは、洗い上がりのサッパリ感が強くないということでもあります。
皮脂をあまり奪わない弱酸性の洗顔料の洗い上がりを好むか好まないかで、支持する人と支持しない人に分かれるのでしょう。
そういうわけで、使う前から弱酸性洗顔は悪いと決めつけるのは尚早です。

無添加化粧品?

無添加化粧品?
何も添加していないという意味での無添加化粧品というものは存在していません。
化粧品のベースは大雑把に言うと水と油。
その水と油に何かしらを加えなければ化粧品にならないので、何も添加していない化粧品は有り得ないのですね。
突然ですが、化粧品は腐ります。
ベースに水を使っている以上、腐らないわけがないのです。
そのため、化粧品には防腐剤が配合されているのが普通です。
お手持ちの化粧品の成分表示を見てみてください。
防腐剤という表示にはなっていないかもしれませんが、「パラベン」という表示ならどうでしょう?
メジャーな防腐剤であるパラベンは実に多くの化粧品に使われています。
さて、パラベンはアレルギーを起こすことがあります。
そういう意味では安全ではありませんね。
にも関わらず化粧品にパラベンが配合されるのはなぜでしょうか?
防腐剤というものが品質保持に欠かせないからです。
基礎化粧品の化粧水や乳液などは、ある程度の大きさのボトルに入っていますよね。
それらを使いきるには、やはりある程度の時間を要するはずです。
使い終わるまでは品質を保っていてほしいとは思いませんか?
つまり、一定の品質を保つために防腐剤は必要不可欠。
こうなってくると、添加物=悪いものとは一概には言えなくなりますね。
ここで注意したいのは、パラベンを使っていないだけで無添加だとアピールする化粧品もあること。
パラベン不使用の代わりに
フェノキシエタノール
ブチレングリコール(BG)
エタノール
などが使われている可能性があります。
これらはパラベンの代用品とも言うべき防腐剤です。
無添加だからと購入する前に成分表示を確認するクセをつけると良いかもしれません。

弱酸性というもの

弱酸性というもの
弱酸性は肌に優しい。
そんなキャッチフレーズを時折耳にします。
複数のメーカー・ブランドで提唱しているように感じられ、弱酸性は肌に優しいという考えが化粧品業界の総意であるようにさえ思えます。
ところが、弱酸性は絶対的に肌に良いのかというと…?
健康な状態の肌の表面は弱酸性に保たれています。
更に、肌は化粧品を使うことでアルカリ性に傾いたとしても、じきに弱酸性に戻る力を持っています。
肌が弱酸性であるならば、肌と同じ性質である弱酸性の化粧品を使うことは肌に良さそうですよね。
しかし、弱酸性の洗顔料となると話は別。
弱酸性の洗顔料は洗浄力も優しいのが一般的です。
『優しい』を言い換えると『弱い』。
肌への負担が少ない一方、汚れを残さず落とせるかという面では不安があるわけです。
落としきれなかった汚れが肌に悪影響を与えることは言うまでもありません。
仮に、落とせるとしても、洗浄力の弱さは汚れを落とすのに時間が掛かるという結果を生み出します。
時間が掛かるだけなら良いのですが、汚れを落とそうと強くこすって無意識に肌に負担を掛けるかもしれません。
ということは、弱酸性であれば肌に良い・優しいとは言いきれませんよね?
もちろん、弱酸性の洗顔料が肌に合うという人もいます。
肌が弱い人は洗浄力が強過ぎる洗顔料では肌を傷めてしまいます。
ですから、洗浄力が弱い弱酸性の洗顔料を使ったほうが肌に負担を掛けずに済み、結果的に肌に優しいということになるのです。
結論として、「弱酸性は肌に優しい」は間違いではありませんが花マルでもないのではないでしょうか。
弱酸性だから優しいのではなく、自分の肌に合うから優しい。
これが正解のように思います。