Category: 妊娠/出産/中絶

育児というもの

育児というもの
出産と育児は切っても切り離せません。
出産と同時に育児はスタートを切っているからです。
すなわち、産後、まだ体調が万全でないうちから育児というお母さんの仕事は始まります。
もっとも、育児がお母さんの仕事という解釈は、正解でありつつも花マルではないように思います。
子供にとってお母さんは世界にたった一人しかいないということと、他人まかせにしない・出来ないという意味では、確かに育児はお母さんの仕事です。
しかしながら、育児とは、自分の子供を育てていくということです。
つまり、お父さんの仕事でもあるということ。
お父さんに母乳を出せというのは無理な話ですが、ミルクや母乳をしぼったものを哺乳瓶であげるのはお父さんにも出来ることですよね?
ママに頼まれなくても進んでオムツ交換やミルクをあげられるパパになってほしいと勝手ながら思います。
お父さんは育児にノータッチな時代もありましたが、近年は夫婦で育児の役割分担をするのが一般的なスタイルになっています。
ところで、育児には教科書やマニュアルがありません。
育児書や育児雑誌が教科書と言えば教科書かもしれませんね。
ですが、育児書・育児雑誌通りに育児をしていればいいというものではなく、また、自分の子供が育児書・育児雑誌通りに育っていくとは限りません。
「自分の子供のためだけの教科書」が存在しないわけです。
時には、わからないことが出てくるでしょう。
時には、イライラしてしまうこともあるでしょう。
でも、それでいいのです。
考えてもみてください、赤ちゃんが1歳ならお母さんだって1歳です。
この場合、実際の年齢は関係ありません。
成人していようが未成年だろうが、母親として過ごした時間と経験が少なければ、わからないことがあってあたりまえ。
お父さんでも同じことが言えます。
誰だって、最初は初心者なのです。

出産に掛かる費用

出産に掛かる費用
出産にまつわるハードルのひとつに、費用が挙げられます。
出産には保険が適用されません(※自然分娩の場合)。
妊娠も出産も病気ではないからです。
さて、出産に掛かる費用こと分娩費用。
この分娩費用は病院によって多少差が生じます。
30万から50万は掛かると思ってください。
高いところでは100万前後掛かるのだとか。
入院中の部屋や食事の内容などで費用が変動するようです。
現時点で、「出産ってそんなにお金が掛かるの!?」と思った人もいるのでは?
御心配なく、出産一時金という強い味方が存在します。
健康保険への加入と保険料を支払っているなどの条件がありますが、条件さえ満たしていれば、お金が支給されます。
なんと、子供一人につき38万円支給!
『一人につき』ですから、双子の場合はその倍もらえます。
ただ、気をつけてほしいのは、出産一時金はあとから支払われるものである点。
出産一時金が出るから何とかなるというものではなく、まとまったお金を用意しておく必要があります。
何しろ、ここ数年、分娩費用を支払わずに踏み倒してしまう人がいることが問題になっています。
そのため、全額前払い制の病院や予約金として数万から半額ほどの金額を先に支払う病院が増えてきています。
何より、分娩費用以外にもお金は掛かります。
◆妊娠中◆
検診の費用
検診の際の交通費
マタニティ用衣料品
◆産後◆
生理用品
産後下着
◆赤ちゃん用品◆
赤ちゃん用衣料品
オムツ
粉ミルク
哺乳瓶
哺乳瓶消毒用品
ベビーバス
ベビーベッド
布団
ざっと書き出しただけでもこんなに必要なものがあるわけです。
貯金もないのに妊娠するのは考えなしだと言われてもしかたありません。
かといって、「お金がないから産むのやーめた」と安易に決断してほしくもありません。
幸い、妊娠してから出産までには時間があります。
妊娠発覚後からでも、節約し、お金を貯金するなどしてみてはいかがでしょうか。

早産

早産
妊娠22週以降37週未満の出産は「早産」に分類されます。
早産は赤ちゃんが生まれるには早過ぎる状態での出産です。
いわゆる未熟児と呼ばれる赤ちゃんが生まれる可能性が高い出産とも言えます。
本来なら、正産期(=予定日の3週間前から2週間後=妊娠37週から妊娠41週)の出産が望ましいもの。
ですが、早産しかかっている状態を食い止めるのは非常に難しく、医療が進歩した現代でさえ絶対安静以外の対策がないのが現状です。
ただ、医療の進歩は、未熟児で生まれた赤ちゃんが亡くなる確率を下げました。
しかしながら、やはり、早産は可能な限り食い止めるべきものであることに変わりはありません。
おなかが張ったり、子宮口が開いたり、出血したり、破水したり。
早産の兆候がある状態を「切迫早産」と言い、早産の可能性が高ければ高いほど絶対安静が必要となります。
では、切迫早産の絶対安静とはどういうことなのでしょうか?
基本的には、24時間横になっていることです。
トイレや入浴すら許されません。
トイレの代わりに導尿(=尿道口から医療器具を入れて尿を排出させること)、入浴の代わりにシャンプーのみ(それも週1や月1)など、動いてはいけないことのつらさを知ることになるでしょう。
切迫早産の症状が治まれば退院出来ます。
逆に言うと、治まらなければ、正産期まで入院が続きます。
状態によっては、おなかの張りを止める薬を服用もしくは点滴します。
張り止めには副作用があり、動悸・気分の悪さ・倦怠感などを訴える人が多いと聞きます。
張り止めによる赤ちゃんへの悪影響はないので、その点は安心出来ます。
切迫早産の原因は色々です。
体質などどうしようもないことが原因の場合もあれば、喫煙など母親の自覚次第で防げる原因もあります。
自分がもう母親である自覚を持ちつつ、元気な赤ちゃんに会えることを励みにして、絶対安静や張り止めの副作用のつらさを乗り越えてほしいと思います。