Category: 生理の話

生理痛は我慢しないでいいんだよ

 生理の1日目2日目に起こる生理痛。その症状には、腹痛、下痢、便秘、吐き気、頭痛、めまいなどがあります。日常生活に支障をきたすほど生理痛の症状が重いことを月経困難症といいます。
 生理痛は出産経験のない10代から20代前半の女性に多く、その原因は子宮と膣をつなぐ子宮頸管が狭くて硬いこと、子宮口が小さく血液がスムーズに流れないことなどが挙げられます。つまり、若ければ若いほど生理痛がつらい傾向があります。
 学校を休んでしまうほどひどい生理痛を抱えている場合は、一度婦人科を受診してみましょう。生理痛の原因を明らかにし、それに見合った処置を受けられます。
 市販の生理痛の薬も飲むと飲まないとでは大きな違いがあります。薬の成分が効果を発揮するだけではなく、薬を飲んだという事実が精神的に症状を緩和させてくれます。
 また、身体が冷えて血流が悪くなると、生理痛がひどくなります。腰や下腹部にカイロなどをあてがって温めると効果的です。

生理前の憂鬱をなんとかしたい

 生理前になるとイライラしたり憂鬱になるだけではなく、腹痛、頭痛、肩こり、便秘などを引き起こします。
 これらの症状は「月経前症候群(PMS)」と呼ばれ、女性の93%がなんらかのPMSを感じています。
 自分ではPMSだと木推定なくても、同じ症状が周期的に起こったり、生理の2週間ぐらい前に調子が悪くなったら、それはPMSです。
 PMSの症状を少しでもやわらげるには、食事でビタミンやミネラルを摂るように心がけてください。納豆や豆腐などの豆類、緑黄色野菜、海藻類、オリーブオイルなどの植物油などがよいです。
 これとは逆にあまり好ましくないのはコーヒーやチョコレートなどのカフェイン、漬物やベーコンなど塩分の高いもの、甘いものなどです。(全く食べてはいけないということではなく、食べすぎは注意ってことです!)
 また、PMSの時はストレッチなどの軽い運動がお勧めです。お気に入りの音楽を聴いたり、アロマオイルをたいたり、リラックスしてストレスのためない環境を作ることが大切です。

放っておかないで!生理不順

 生理が始まった日から次の生理の前日までの日数を「月経周期」といいます。
 標準的な月経周期は28日前後。
 25~38日であれば「正常月経」、
 24日であれば「頻発月経」、
 39日以上であれば「稀発月経」、
 3ヶ月以上月経がなければ「無月経」、
 月経周期が定まっていなければ「不整周期月経」と、呼びます。
 ストレスや睡眠不足、過度のダイエットにより女性ホルモンのバランスが崩れると、月経周期が乱れてしまいます。月経不順を放置してしまうと治療に時間がかかり、将来的には不妊症の原因ともなります。
 また、卵巣や子宮の病気が原因で生理不順になることもあるので、少しでもおかしいと感じたら早めに病院に行きましょう。月経周期が正常であっても経血の量が極端に少なかったり多かったりする場合も医師に相談することが望ましいです。
 妊娠・不妊なんて今の自分には関係ないと思っていても、将来の自分が「もっと早く受診していればよかった。」と後悔することのないように、今のうちに対処しておきましょう。