Category: 資格を必要としない職業

キャリア/資格を必要としない仕事/フローリスト(花屋)/40:フローリストという職業

子供のころ、お花屋さんやケーキ屋さんといった「□□屋さんになりたい」と考えたことはありませんか?
大人になるにつれ、例えばケーキ屋さんならパティシエという具体的な職業を思い描けるようになったのではないかと思います。
 
では、お花屋さんに具体的な職業名はあるのでしょうか?
 
お花屋さんはお花屋さんとして定着していますが、最近では「フローリスト」という名称も定着しつつあります。
『フローリスト○○』という名称・看板を見掛けたことがある人もいるのでは?
あれには『花屋の○○』という意味があるのですね。
 
フローリストの仕事と言えば、もちろん、花を売ること。
しかし、花を売るだけがフローリストの仕事ではありません。
 
まず、売るためには花を仕入れなければなりません。
仕入れるにしても、自分で仕入れる・業者に頼むなど、仕入れルートを確保することになります。
 
そして、仕入れた花を販売出来る状態にします。
形を整え、しおれないように水につけ、同時に、お客さんが選びやすいようにディスプレイスするわけです。
 
これらは開店前に行う仕事で、開店後は開店後で他の仕事が生じます。
花の販売はもちろんのこと、ただ売るだけでなく花束・ブーケ・フラワーアレンジメントなどのギフト対応をするのはごくあたりまえのことと言えます。
最近では配達を行っているフローリストも多いですね。
 
それから、重要なのは、花の管理です。
店内の花がしおれないように、枯れないように管理します。
人気のある花、季節の花を絶やさないようにすることも管理の一環です。
切り花だけでなく鉢植えも扱うなら鉢植えの手入れという作業も発生します。

キャリア/資格を必要としない仕事/フローリスト(花屋)/42:フローリストになるには

フローリストになるために必須とされている資格はありません。
 
花に関する資格というとフラワーアレンジメントの資格が浮かびますが、必須というわけではないのです。
フラワーアレンジメントの資格が活かせるギフト包装などの仕事がフローリストとしての仕事の中で高い割合を占めているわけではないからでしょう。
 
もちろん、持っていて損をするような資格ではありません。
ただ、無理に取る資格でもないので、希望するフローリストの採用条件でフラワーアレンジメントが必須になっている場合に取得するくらいの気持ちでいいと思います。
 
配達を行っているフローリストでは運転免許が必須となっている場合があります。
この場合も採用条件次第ですね。
 
近年、フローリストにもファミリーレストランのように大きなチェーン店を見掛けます。
そのように大きなフローリストであれば、新卒に合わせた採用や不定期でスタッフ募集を行っているはずです。
そうした求人に応募して採用されればフローリストになれます。
もっとも、この場合、フローリストというよりもフローリストの“店員”と呼ぶべきですね。
 
自分でフローリストを構えたい場合、当然のことながら資金が必要になります。
いきなり店を構えるのではなく、フローリストの店員として働いてフローリストとしての知識を吸収しつつ資金を貯める、という進路はどうでしょうか。
少し遠まわりに思えても、一度はフローリストの店員として働くという経験を持つべきだと思います。
なぜなら、フローリストの仕事はやる気がないと続かないから。
店員を経験することで、フローリストを構えるのに向いているかいないかが見えてくることでしょう。

キャリア/資格を必要としない仕事/フローリスト(花屋)/41:フローリストの適性

花を扱うフローリストに必要な物事というと、花を好きな気持ちや花々の知識などが浮かびますね。
確かに、花を好きだという気持ちも花に関する知識も重要です。
 
が、フローリストにとって何より重要なのは根気とやる気だと言われています。
 
きれいな花を扱う作業のどれを取っても地味なものばかりです。
仕入れも花を整えることも花をギフト加工することでさえ、やってみると地味な作業であることがよくわかるはずです。
本当に花が好きで、かつ、やる気がないと勤まらない職業なのですね。
 
大量の花は意外に重くて腕力を要求されますし、立ち仕事が多くて体力を要求されます。
一日中花を扱っていると手が荒れます。
きれいな花をきれいに保つために、フローリストは自分の身を削っているも同じなのです。
花は好きだけれど花のために何かするのは嫌。
それでは、フローリストに向いているとは言えません。
 
季節の花を仕入れ、その花に適した手入れをするために、花に関する知識を持っていることがフローリストには求められます。
これはなかなかに大変なことです。
何しろ、花というものはとにかく種類が多いですから。
自分が好きな花のことだけ知っておけばいいというものではなく、フローリストになってからも花について勉強し続けていくことになるのではないでしょうか。
もっと知りたい、もっと知ろうという向上心が大切です。
 
そして、フローリストには接客が生じます。
接客がある以上、「花はしゃべらないから口下手でも大丈夫」というわけにはいきませんね。
 
フローリストは人と花とをつなぐ仕事です。
自分が世話をしている花で誰かに笑顔になってもらいたい。
そう考えることの出来る人が適している仕事でしょう。